
最近の出来事。
ママ同士でいろいろ話していた時、お互いの仕事の話に。
私がサロンを経営している話をしたとき、
とても興味深そうだった。
話をお伺いしていくと、昔美容の仕事をしていて
3人のお子さん達を育てている10年間は専業主婦だったとのこと。
子育ても真っ只中ではあるが少しずつ手は離れるようになったから
手に職をつけて新しく仕事をしようかと探してみたものの、
やはり現実的に環境や時間を考えると難しいと判断して今はパートで働いていると。
深く話をしたのはその日が初めてで、そのパートで働いていることは
楽しいのかどうかは私は分からなかったけれど
手に職をつけて新しく仕事をスタートさせることは
諦めて欲しくなかったなとおせっかいながら心の中で思った。
手に職をつけようかと思っていたときに、
私がママ友で彼女のその気持ちを知っていたらすごく背中を押していたと思う。
私も実は貿易業界という全然違う業界にいまして
出産後に仕事を再開、ワークライフバランスを完全に崩し体を壊した時期がありました。
仕事が出来る状態ではなくなり辞職、
ストレスもあり子宮筋腫も大きくなり体調がかなり悪い状態でした。
治療しながらも次の仕事を就こうと探すわけですが探しているうちに
「仕事を見つけてもまた具合が悪くなるなど、何かあって辞めることになった場合、
そのときに歳をとっていたらもう雇ってはもらえなくなるかもしれない」という考えが
頭をよぎりました。
そのうち段々と「これは自分で仕事を作りだしてやったほうがよいのかもしれない」という
気持ちになっていき、最終的には開業を決意しました。
なぜ美容サロンにしたのかは自己紹介にあります。
でも当時は、自分に起業なんて出来るはずない!と思っていたし
不安で不安で仕方なく後ろを見たくなる度に
「やるの?やらないの?やりたいの?やりたくないの?」
と自問自答する日々でした。笑
でも不安よりワクワクの気持ちが常に勝っていたから、
大変なことも楽しめたしその止まらないワクワクがあったからこそ、
これからの仕事に対する不安や先が見えない子育てへの不安、
家事の両立、先に進めていくと出てくる困難等
全てを乗り越えながらここまで来れました。
そうして頑張っているとすんなりとは行かなくても
段々周りは私の気持ちを受け入れてくれるようになり
協力もしてくれるようになりました。
でも最初は、家族から「会社員からわざわざ開業しなくてもよくない?なんで?」って言われましたし
周りにいる方々は良い顔はしていなく、説得して理解してもらうところからでした。
子供たちのお世話、親のことなど数えたらキリがない日常の細かい事、家族のためにする事柄が増えますし
特に子育てしていると感情の揺れに疲れてしまうときなんて多々ある...というか毎日です。
そんなとき、それが楽しければ別に問題ないですが、私の人生ってこれでいいのかなって思うようになると
どんどん人生が楽しくなくなり澱んでいく。
でも揺るがない自分の生きがいがあったら、どんなことでもやりきれると思うのですよね。
※生きがいとは、生きる喜び・はりあい、または生きる価値や意義を指し、
人生を豊かで楽しいものにする「心の張り合い」です。
私の場合は、自分で作り上げているこのお仕事。
これが自分の人生の軸となっている。
ここでは言えないような困難もたくさんありましたが
やっぱり自分の生きがいがあったから乗り越えられたのもある。
(もちろん守るべき子供の存在もありましたが)
だから、自分のやりたいことを諦めている女性を見ると助けたくなる。
だからいつかとは言わず、自分の経験なんて大したもんじゃないけど何か助けになったり
背中を押せるようであれば近い将来、お話聞いたて背中を押していける機会を作りたいと
思うようになりました。
どんなことがあっても時間は作れる。
諦めることなんてない。
子供が10人いようが何だろうが、親の介護で忙しかろうが5分は時間作れます。
その5分だって貴重でその積み重ねで夢を叶えられる。
お金もね、頭をひねくり回して考えるとお金ってどうにか集められる。
(本当にそうです。笑)
そう考えると、あとは考え方だけなんです。
ちょっとやそっとのことで諦めないで欲しいです。
そういえば、やりたいことに対して、中々一歩進めずにいたママ友がいて。
数年経過してもまだ一歩進めずにいて、その事を知った私はもう居ても立ってもいられず
ご飯を一緒に食べた時、その場で申し込みしてもらったことがあった。笑
そしたら、その後はスルスルっと進んでいった。
子育てが終わったら、とか
〇〇が落ち着いたら、とか言い訳を言ってると
人生なんて短すぎるからやらないで終わりますから。
いつ何が起こるかわからないです。
だから、いつかやりたいなって思ってることあれば、今すぐ少しでも取りかかったほうがよい。
そう思いませんか?
一歩進まない人に届くといいな。